能力のある人を年齢で退職させるのは企業にとって損になる

これは現在タクシー乗務員として働いている私の知り合いの話です。この方は40数年間、ある企業の支店長運転手として働いていました。

その支店が出来て直ぐに運転手になったそうで、歴代の支店長に仕え、支店の歴史を開業当時から知る唯一の人でした。

とても穏やか温厚な方で、仕事のない時間帯は常に読書をしていて、私も何回か本を借りたとがあります。そして、とても博識で、何を聞いても何でも答えてくれました。

もちろん運転手としての仕事ぶりも歴代の支社長大絶賛で、いつしか、全社的に「あの支社の運転手はすごくいい」と評判になり、支社に出張で来る役員までもが知っていました。

そんな方なので、定年になっても必要とされ延長していましたが、とうとう延長出来ない年齢に達してしまい退職されました。退職後は、タクシー運転手として再就職されました。転職後一度お会いしましたが、タクシー運転手は支社長の運転手とは違って、細かい抜け道も把握しないといけないので大変だと言っていました。

そして、その方の後に来た支社長運転手は休みがちであまり評判の良くない人でした。最近100歳まで働けという世の中なので、健康状態に問題がなければ働ける年齢をもっと引き上げた方が良いと思いました。