会社内で、前に出てみんなの前で発表をする、ということがありました。
原稿さえ用意すれば、人前に出てしゃべるのは苦ではないし、読み上げるだけなら抑揚をつけて聞き取りやすくできる自信があります。
そう、聞き取りやすさ、大切なんです。
なのに、発表後に質問をして来た上司(しかも事業所で一番偉い人)の話し方が変なイントネーションで尻すぼみの声量で、なんと言っているのか最後の方が全く聞き取れなかったのです。
「えっ?」と目を瞬いてみても言い直してくれないし、もう一度お願いしますと言えばよかったのですが、ついつい適当に”こう聞かれたんだろう”で答えてしまって……。
微妙に話がかみ合わず、変な空気が流れました。
はい、そうです、私が悪いんです。上司の”変なイントネーション”も、よその訛りが出ているだけなんです。でも、お願いだから最後まではっきりとしゃべってほしかった。
私にはよくあることなんですが、人の話していることが『音には聞こえるけど言葉には聞こえない』
耳はむしろいい方なんですけどね、ちょっとでもイントネーションがおかしいと何度聞き返しても聞き取れない。脳の働きのなんやかんやなんでしょうね。
そんなわけで、またしても、この聞き取れなさを呪いたくなる出来事が起きたのでした……。これ、もしかしなくても治らないんです?