パン作りとお金持ちの清美さんの家

私はホームベーがリーが欲しかった。その話を2、3日前に清美さんに言ったら、ホームベーガリーなんて無くても、パンって作れるよということで、今日はその清美さんから手捏ねのパン作りを教えてもらう日だ。パンはホームベーガリーが無くても、手捏ねで作れるということは、私も通して知っていたけれど。確か1年ぐらい前に、インターネットを見ながら、手捏ねパンを作ったことが一度だけある。しかし、出来上がったものは、釘が打てそうなぐらい固い石みたいな代物だった。その話を清美さんに言ったら、手捏ねのパン作りは、やっぱり捏ね方にコツがあるらしい。そのコツはやっぱりインターネットの動画を見ても、分かりづらいというのだと言う。約束は11時に、清美さんの家に集合だ。はじめて清美さんの家へ伺う。実は、そのことで内心ドキドキしている。清美さんの家は、ちょつと噂のお金持ちの家らしいのだ。平民というか、普通の暮らしの普通の主婦の私は、そんな所でとっても緊張してしまう。清美さんは、普段あんまり友人らしい人がいなくて、でも、ちょっと話してみると気さくでとっても良い人だった。だから、ちょっと好奇心もあって、私は清美さんからパン作りを教えてもらおうと思ったのだった。しかし、グーグルマップで清美さんの家を検索するも、なかなか清美さんの家へ、たどり着かない。おかしいな。そんな風にしていたら、清美さんが私の目の前に現れた。

清美さんの話によると、ちょっとややこしい場所に清美さんの家があって、何故だかグーグルマップにうまく表示出来ないらしい。そんな話をして、たどり着いた家に仰天した。そこは、とある有名な昭和の時代に大活躍した、銀幕スターといわれる名俳優の家だったからだ。家の敷地の大きさと、その銀幕スターの家という二重の驚きから、私は持参したパン作りのステンレスのボールを落としてしまった。ステンレスのボールはアスファルトの道路に、カラカラと転がり、清美さんの足元に転がって行った。この日記の続きは、また明日。