嫌いな人と、別れるということ

私は、数年前に離婚しました。幸い子供はいませんでした。子供がいたら、また、結果は違ったかも知れませんが、しかし、二人は、共有の不動産、土地と新築の家の、住宅ローンが、残っていました。

どちらかが、不妊なのではという、疑惑の中の離婚でしたが、元夫の方も、離婚を、望んでいましたので、比較的、簡単な、協議離婚で済むと、思っていたのですが、これが、なかなか、大変な労力を使うことになったのです。

まず、話し合いの際、一番に苦労したのは、「だから、あなたとは、別れたいのよ」ということだらけだったのです。

結婚生活中から、離婚まで、ずっと、話が通じることがないということです。全く、噛み合わない会話を、続けながら、本当に、少しずつ、少しずつ、別れに向かっていくのです。

イライラして、こんな人、ほんとに大嫌いと思う日も少なくなく、そしてそれが、離婚への確かなモチベーションになったのでした。

よく、離婚を相談した時、よほど嫌いでなければ、離婚するというエネルギーは、結婚の何倍にもなるよと、言われたものでした。

あぁ、この事なのだなと、話し合い中、よく、感じたものでした。

離婚の折り合いが上手くつくような夫婦は、別れる必要ないのではと思うほどでした。新しく一緒にいたい相手が居た場合は、また、別な話になるかと思いますが。

そして、話は、食い違い、まとまる所か罵りあい、話し合いは中断となり、離婚まで何年かかるのだろうと、悲観したものでした。

元夫の借金癖も離婚の原因の1つでしたので、お金が何もないことも、たとえ、離婚の慰謝料計算しても、払ってもらえないことは、明らかでした。

こんな、こじれた離婚は、弁護士さんに相談に行くのが、一番手っ取り早いのではないかと思いましたが、余りにも金銭的に、余裕がなく、考え及びませんでした。

そして、ついには、見かねた両方の親と、住宅ローンを組んでいる銀行の担当者に入ってもらい、話し合いを進めることにしました。

元夫個人の借金はもちろん、夫側が持つことになり、残りの住宅ローンの3割を夫側が持ち、残りは、私が持つ変わりに、不動産の名義に変えてもらうことで、二人の結婚は、やっと、終わりになったのでした。